コスパ最強タブレット(日本未発売)
世界のマーケットを見ていると日本で発売されていない超おすすめの商品はたくさん存在します。今回のタブレット2機種も、なぜ日本で発売されないのか不思議です。
Galaxy Tab
サムスンはスマホだけではなくタブレットも世界市場で販売しています。商品は大きく二つに区分されていて
- Galaxy Tab Sシリーズ:高性能最新ペン付きタブレット
- Galaxy Tab Aシリーズ:お手頃価格のスタンダード機種
日本ではSシリーズが2機種、Aシリーズに至っては古い1機種が発売されているだけです。需要と供給のバランスなので仕方ありませんが、世界市場では反対に豊富な商品構成で選ぶ楽しみがあります。
タブレット市場
日本でのタブレット市場の動向はiPadとNECがほぼ独占状態にあるかと思います。事実、その機能性や使いやすさなど総合的に見てもiPadの方が高品質でした。しかしサムスンも毎年性能を向上させ、競争力のあるタブレットを市場に送り込んできたと言えます。しかし、日本市場での需要が大きくないことから、日本で販売されているアンドロイドタブレットは先述の通り、非常に限定的でつまらないものになっています。
カナダでは日本より小さい市場ですが、Androidを選ぶ人が日本より多いのでサムスンはSシリーズ5機種、Aシリーズを3機種の合計8機種の展開です。信じられますか、日本より5機種も多く、隣国のアメリカに至っては7機種も多く販売しています。これらには旧機種も含まれていますが、タブレットは従来OSアップデートの回数が多い(Aシリーズを除く)ので、1~2年前に発売された商品でも十分に価値があります。
日本未発売
スペック
Tab S6 Lite:価格は約35,000円でペン付きです。3万円台でペン付きのタブレットは世界で存在しないので、コスパ最強のタブレットだと言えます。しかし残念なことに日本では販売されていません。ペン付きなので学生の勉強やビジネス用途でも幅広く使えます。また、キーボード入力が苦手なシニアの人は、ペン入力によってスマホより直感的に使うことができます。今後4年間のサポートの中でOSのアップデートも含まれるので、文句の付けようがありません。日本のメーカーでは絶対に追随できないサポート体制です。
Tab S7 FE:12インチの最大級の画面を備えたタブレットで価格は約58,000円、これも日本では未発売です。少しでも大きな画面で絵をかいたりクリエイティブな作業に使いたい人には最適です。本当に画面が大きいのでパソコンのサブディスプレイとしての用途にも適しています。
日本で両機種が発売されれば、市場の勢力図が変わると思います。コスパを重要視する今の日本市場ではアップル製品の競争力が価格面で落ちてきています。かと言って信頼性の無い中華製品を購入するのはセキュリティー上危険です。
選び方
iPadが世界で最も人気のある商品であることは誰もが認めますが、それなりに出費がかさむのも事実です。私は仕事でアップル製品を利用していましたが、個人的にアップル製品を購入する予定はありません。アップル製品の品質の確かさは理解できますが、そのコストに見合った体験がどれだけあるのかと考えると、殆どありません。別にアップル製品が嫌いではなくて、個人的に購入する決定的な理由が無いのです。
強いて言うなら、タブレットで専門的にクリエイティブな体験を求める人はiPadをお勧めします。特にタブレット向けのクリエイティブ系アプリ(アドビなど)はiPad向けに開発されています。それ以外の一般用途であれば、Galaxyで十分満足な体験を得ることができます。タブレットやスマホは本当に必要とする機能を調べ、何をしたいのか考えると、自分にどの商品が適しているのか見えてきます。私は海外に移住して価値観が変わったと同時に、日本製のタブレットやスマホを見かけなくなりました。